2009年8月21日金曜日

ストリートワイズオペラ

さて「ソケリッサ!」はホームレス生活者が踊るという、
コンセプトによる芸術だが 、イギリスのホームレス生活者、
シェルター生活者によるオペラ「ストリートワイズオペラ」
というのがあるのはご存知だろうか?

これはイギリスの社会活動家として知られているマット・ピーコック氏が、
発案、発起したものである。

「ストリートワイズ・オペラ」は 音楽を通じてホームレスの人々が
より前向きに社会と関わりを持てるようにし、
また一般の人々のホームレスに対するイメージをポジティブに
変えていくことを目的に設立された英国のアート団体で、
毎週英国各地でホームレスを対象とした音楽のワークショップを実施するほか、
年に一度はロイヤル・フェスティバル・ホールなどで、
ホームレスの方が出演する大規模なオペラの公演を行っている。

2002年の設立以降、ストリートワイズ・オペラの取組みは
メディアでも数多く 取り上げられるなど、英国内外で高い評価を受けており、
最近ではロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ賞などを受賞している。

ソケリッサは 2006年に始まったので、
ストリートワイズ・オペラに比べれば最近である。
しかも1年間で700人の参加者が指導を受けているというその規模は大きい。
ちなみに「ソケリッサ!」の参加者で指導したのは20人ほど。

それにしてもこの情報を知ったのは最近である。

ホームレス生活者が表現をするという、「ソケリッサ!」のコンセプトは、
今の時代によって求められている芸術という中からの発祥なので、
この取り組みは現代の社会には各地存在することが自然なのだろう。
それにしても英国ではどのように展開してきたのか・・気になる。

とにかく「ソケリッサ!」共、こちらもたくさんの方に興味を持って欲しいと思います。

ブリティッシュ・カウンシルが、アートを通してホームレス支援を行う
英国の団体「ストリートワイズ・オペラ」を迎え、9月5日から9日まで
最新作「マイ・シークレット・ハート」を横浜赤レンガ倉庫で公開するほか、
8月29日から9月7日にかけて、大阪と横浜でフォーラムやワークショップを
開催します。

こちらでご確認を

http://www.britishcouncil.org/jp/japan-arts-what-we-do-current-projects-streetwise-opera.htm

ブリティッシュ・カウンシルアーツセクション

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